~生活習慣の自立を確立し、心身ともにたくましく豊かな心を育てる~
当園では、運動会や発表会は勿論のことたくさんの楽しい行事があります。野菜の栽培やクッキングなど生活に密着した体験をし、園外保育などを通して子どもの心身の健全な発達を促した保育を行っています。また開園以来、一貫して薄着保育をし、毎朝乾布摩擦を行っています。
子どもたちが一生健康で元気に生きていくことが出来るように病気に負けない体づくりを目標に毎日の保育を行っています。
薄着の習慣については最近では残念ながら当園独自の方針といえる位、少なくなってきています。日本の四季は春夏秋冬、寒暖の差があり、美しい自然を作り出しています。
日本人の体もこの四季の変化に順応できるように出来ています。外気温の変化があっても自律神経の働きによって体温を一定に保つことが出来るのです。
この自律神経は寒暖の差や運動などの刺激を受けて発達していきます。その為小さな時期からの薄着の習慣はとても大切なのです。
寒いからといってすぐ厚着をしてしまうと気温の変化を体験できず、自律神経の働きが高まりません。
薄着によって自律神経の働きを高めると少しぐらい寒くても体が順応できるようになります。
幼児期に薄着で、外で元気に遊ぶ子どもを育てることこそが、子どもの一生の健康を保証することになります。
事実、小学校6年間、一日も休まなかった子どもは何人もいます。毎日の薄着保育の積み重ねがいかに大切であるかがお分かりになるかと思います。
乾布摩擦も、健康な体つくり(自律神経の発達)には不可欠なものです。
皮膚を摩擦することで、刺激を与え、皮膚を丈夫にします。又毛細血管を広げることで血管の循環を良くし、内臓の働きを活発にし、内臓を強くします。
また、毎日の乾布摩擦によって、保育士と子ども一人ひとりとのより深いコミュニケーションをとることが出来ます。
乾布摩擦をしながら会話を楽しみ、体調や、機嫌の良し悪しがわかり、表情から前日から朝までの家庭での様子なども把握することができます。
2才児から苗を植え、育った作物を食すことからはじめます。4、5歳児になると自分たちで苗を植え水をやり、雑草を取って一生懸命育てます。太陽や水、自然の力によって育つ花や野菜の栽培が、子どもたちに命の大切さを体験させる最良の教材だと考えています。
子ども達で育てた野菜をクッキング保育で調理をしていただきます。野菜を食べる事はその野菜の命をもらうことになるのです。私たちは自然からの命をもらって生きているということを、野菜を栽培することによって少しでも体験して感じて欲しいと思っています。
このような生活に基づく体験習慣はいろいろな知識と生活技術を身につけ、子どもを成長させます。そして何よりこのような体験学習は子どもがのびのびと育ち、「生きていく知恵」を子どもたちに与えてくれます。
乳幼児、幼児期という子どもたちの一生を幸せに生きていくための土台となる最も大切なこの時期、私たち大人がどう関わるかによって発達の仕方も異なってきます。子どもは育った環境によって性格、個性が作られていくということです。心身ともにたくましく育つことを願い、そのことを目標に毎日の散歩はもちろん、マイクロバスによる園外保育も取り入れています(年間50日以上)。
子どもたちは園外保育が大好きです。「バスに乗って山へ行くよ!」と言ったとたんに目が輝きます。この時、子どもたちの表情には「期待」と「意欲」に満ちあふれています。子どもたちが「保育園に行くのが楽しい」と思える保育園であり続けるように私たちは努めていきます。
・発心公園 ・森林公園 ・百年公園 ・コスモスパーク
・高良山 ・福岡空港(11月)・梅林寺(2月)
・福岡市もーもーらんど(10月) ・甘木水の文化村(8月)
・鳥類センター etc
・九重 黒岩山登山 1,503m
・九重 扇ヶ鼻 1,698m(春・秋)
歩行の確立を目指し、排泄の自立
言語の発達を促し、
生活習慣の自立をめざす
運動機能の発達を促進し、
生活習慣の自立を確立する
協応運動の発達
思考力を育てる
社会性を育てる